メタボと痛風
痛風といえば、酒好きで美食家の太った中年男性というイメージがありますが、そもそも「痛風」とはどんな病気なのでしょうか?
痛風は尿酸による関節炎
血液中には尿酸という物質があって、これが以上にたまった状態を「高尿酸血症(7.0mg/dl以上)」といいます。
尿酸の結晶が関節、とくに足の親指の付け根の関節に沈着し、急性の関節炎を起こします。これが「急性痛風性関節炎」です。
突然、激烈な痛みを伴う炎症が始まり、赤く腫れあがって歩くことも出来なくなります。
男性の食べ過ぎ、飲み過ぎは要注意
高尿酸血症は圧倒的に男性に多く、成人男性の20〜25lが該当するとされています。肉、魚介類の食べすぎ、アルコールの飲みすぎが大きく関係します。
肉や魚の細胞の核の中にあるプリン体と呼ばれる物質が、食事の歳に大量に吸収され、尿酸を作る材料になってしまいます。
一方、乳製品は痛風予防によいとされています。
ビールは500ミリg以下、日本酒は1合以下
アルコールですが、ビールは焼酎に比べプリン体の含有量が多いといわれています。
ただ、アルコールの種類に関係なく量が多ければ同じで、ビールなら500g以下、日本酒は1合以下を守ってください。
痛風患者の7割がメタボ
痛風・高尿酸血症は、最近メタボとの関係が注目され、痛風患者の70lがメタボ症候群との報告もあります。
メタボの原因となる内臓脂肪が尿酸の合成を高め、肥満が尿酸の対外への排出を低下させるのが原因とされています。
さらに、メタボの最大の問題である心筋梗塞なども「尿酸は血糖値や中性脂肪とは独立した危険因子」とする研究報告もありますので、血糖、中性脂肪が高くなくとも食事やアルコール、運動に注意してください。
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